絵本にはさまざまな効果がありますが、そのひとつが『概念の入力』です。
子どもたちは乳幼児期にたくさんの概念を吸収し、
ことばや知識の幅を広げていくので、
その時期にいかにたくさんの入力をおこなうかが、その先の能力に大きく
影響していきます。
たにかわしゅんたろう・さく
もとながさだまさ・え
全国学校図書館協議会選定図書
今日ご紹介するこの絵本は、抽象的な絵と淡い色が特徴のやさしい絵本で
、擬音がたくさんでてきます。
単純なんですが、イラストとことばのバランスがとてもよくて、まったくストーリー性も
無いのに、こころがほっこりするような絵本です。
また、擬音も楽しいので、子どもたちが何度も読みたくなるし、すぐに子どもたちも
声に出して読めるようになるくらいの絵本です★
以前多読の大切さについてはお話ししましたが、文字が多ければいい、
ということではなく、色彩感覚もリズム感も養うのは幼少期なので、
色がキレイで、音のリズムがよい本を選ぶということも絵本選びの大切なポイントです。
色の概念の入力にオススメなのがこちら↓↓↓
作:元永定正
出版:福音館書店
いろんないろがころころころ・・・
いろんなみちをころがっていきます。
色もキレイですし、「ころころころ」ということばのリズムもいいのでオススメです★
そういえば先日、何年ぶりかに地元にある図書館に行きましたが、図書館では
読み聞かせのイベントがあったり、小冊子などで、年齢に合うオススメ絵本の
紹介もしてくれています★
小さいお子様を連れていくのが難しい方もいらっしゃるとは思いますが、
ぜひ図書館まで足を運んでみてください。
新しい絵本の世界が見つかるかもしれません。
(ちなみに私は大興奮して、借りれる制限いっぱいまで借りてしまい、
帰り道の荷物の量の多さに、ものすごく大変な思いがしました。笑)
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