by Lois Ehlert
今日は久々に英語の絵本です。
以前のブログで、
語彙力を育てるために
絵本の多読がいいとオススメしてきましたが、
語彙の入力が充分にでき、
なおかつ英語CD教材のかけ流しなどで、
耳の力がついたら出力が必要となっていきます。
その段階(※)で、絵本読みを始めることがオススメですが、
まずはひと単語の絵本から入るのがいいと思います。
子どもが抵抗を感じず、読むことが楽しいと思える
こころの体力づくりには、肯定感が必要なので、
読めた!という自信をつけてあげることが大切だからです。
(※だいたい3歳ぐらいだと思います。
男の子ならもうちょっと後になるかな…脳の作りが
女の子と男の子では違うので、発育段階に合わせて
進めていくことが大切です。決して周りと比べて
早い遅いと感じないでほしいなと思います。)
この絵本は大きくて彩り豊かな果物や野菜がたくさん
出てきます。
視覚的な刺激としてもいいですし、単語で出てくるので、
子どもが指さしながら読むにはうってつけです。
もちろん、日本では見かけないようなおもしろい野菜や
果物も出てくるので、語彙の入力としても優れた絵本です。
みかん=orange
ではないんですよね。
みかんとオレンジは別の果物。
正しくはtangerineが日本の冬の果物、
みかんなんです。
でも私たちは学校で、おそらく
orangeをだいだい色の柑橘系果物の
総称のように習ったと思います。
もちろん総称であることに違いはありませんが、
正しいことばではないですよね。
そういった厳密な違いを、教えるのではなく、
自然と身につけていく。
それも絵本の力のひとつです。
一緒に読んでいる大人もへえ〜と思わず
言いたくなる発見が絵本にはあふれていますよ(^^)v
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