私が絵本の勉強を始めた頃に、初めて自分で買った絵本です。
まず、絵が可愛い♪という一目惚れ。
パラパラと内容を見ると、No!David!ってひたすら怒られてるんですよね。
その姿がまたかわいらしくて愛らしい。
(実際に我が子がこれだけのやんちゃさんになることを想像すると、
お母様は見ていられないかもしれませんが・・・;;
ちなみに私の母は弟を思い出したと言っていました。笑)
私がこの絵本の特にお気に入りなところは、最後のページ。
いつもいたずらばっかり、怒られてばっかりのDavid少年ですが、それでも
お母さんは彼を大好きだよ、と抱きしめます。
ありのままを受け入れるということ-
したことへの注意は躾として大切ですが、子ども自身を否定せず、
叱ったあとはしっかりと抱きしめて 『大好きだよ』 と伝える。
これって、当たり前なんですが、なかなか難しいですよね。
日本人にとって、愛を伝えることってなんだか照れくさかったり、
言わなくても伝わるという風潮があったりしますが、
伝えることはほんとに大事!!!
それを再認識させてくれる絵本です(*^^*)
英語教育の観点としては、英語の先生として子どもたちに読み聞かせも
しましたが、子どもたちには大ウケ♪
ことばも短いので、フレーズで頭に入ってくるのでいい入力になります。
何回か読むと一緒になって『No!David!』って言ってくれるようになるので、
読み聞かせる側としては、子どもを惹きつけるいいきっかけになります☆
ハードカバーもペーパーブックもどちらもありますので、用途に合わせて
ゲットしてください♪
CALDECOTT HONORも受賞しているこの作品、
『David Goes To School』や
『David Gets In Trouble』など、シリーズになっています。
そちらはまた次回ご紹介します♪
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