THE MISSING PIECE-ぼくを探しに

2013年11月14日 21:44

by Shel Silverstein

 

この絵本は線だけで描かれた単純なタッチで、

素朴なイラストと、短い文で作られた物語ですが、

その内容が非常に奥深い。

 

↑このまーるいなんとも言えない表情のこの子が主人公。

彼(物語のなかでは“It”で示されています)は、失った自分のかけらを

探す旅をします。

何かが欠けているから、幸せではない、と。

 

“Oh, I'm lookin' for my missin' piece

I'm lookin' for my missin' piece

Hi-dee-ho, here I go

Lookin' for my missing piece”

『無くした僕のかけらを探しているんだ』と

歌いながら。

 

いろんなかけらたちに出会います。

大きすぎるものや

とがりすぎているもの

 

そしてついに彼はぴったりのかけらを見つけます。

嬉しくなって、どこまでもどこまでも

転がっていきます。

そこであの歌を...

...歌えない!!!

そこで彼は気付くのです。

『かけらが無かった理由』について。

 

彼はかけらをそっと置いて、また転がり始めます。

そして優しく歌うのです。

“Oh, I'm lookin' for my missing piece

I'm lookin' for my missing piece

Hi-dee-ho, here I go,

Lookin" for my missing piece”

 

自分に置き換えてみるとどうでしょう?

無いものを補うために、漠然と何かを追い求めている

ところはありませんか?

その何かがわからないまま...

私の場合、ずっと自分に自信が無くて、がむしゃらに

勉強をしました。

知識や能力が自分の自信につながると信じて。

しかし、結果能力を手に入れて、それで周りから

どれだけ評価されても自信にはつながりませんでした。

それどころか、プレッシャーで自分を追い込むハメに;;

 

今はごく自然体です。自然の流れのままに身を任せ、

そのときその瞬間を大切に、楽しんでいます♪

足りないもの、無くしたものは何か、なんで

考えることはありません。

というより、考える暇が無いのです。

ポジティブになると、新しいことを始めようだとか、

特に何かが無くてもワクワクしたりとか。

でも、自分が『追うこと』を辞めよう、と決めたのは

つい2ヶ月程前です。

それは妥協でも諦めでもなく、日々を懸命に過ごせば、

必ずそこに答えがあると気付いたからです。

...たいそれた話になりましたが、要は毎日ハッピーと

いうことです。笑

 

何だか、今日は熱くなってしまいました。笑

皆さんが無くしたかけらはなんでしょう?

そのかけらは、本当に無くしたのでしょうか?

本当は必要がないのでは?

自ら手放したのでは?

考えたくなるようなおくぶかーい絵本でございました。

 

 

 

 

 

 

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